現段階で1番のおすすめは文句なしでこれでしょう。
最新アルバム「M.S.S.Period」に収録されているソロ曲『orbit』でございます。宇宙シリーズ第4弾。
この曲は歌詞も素晴らしいんですが、何よりヤバイのが声です。
なんでそんなにも綺麗な声が出る?と聴くたびに思うほど透明感のある優しい声で歌っているのです。
FBさんの声ってピコピコ音や加工も違和感が全くないんですよね。
歌唱力もものすごく上がってて驚きました。この人はどこまで伸びるんでしょうか・・・
コロナによるライブ中止で生で聴けないのがものすごく残念で残念で
収束後に歌ってくれる機会があることを祈るばかりです。
この曲の特に聴いてほしいポイントは
Point1⇒「儚げな声でもー」「静寂の中でもー」の部分の息継ぎ
Point2⇒「ah 僕はそっと手を取る 軌道上の君へと 想いを綴らせてく 二人だけのorbit」の部分のロングトーン&ビブラート
マニアックかもしれないけど息継ぎが綺麗で何度も聴いてしまうのと、特にラスト部分(Point2)のロングトーンとビブラートがめちゃくちゃ綺麗なんですよ!!
一番最初に聴いた時は え??そんなに自然にビブラート使えたっけ? って思ってしまった
加えて、もともと音域が広い彼ですが今回は更に自然に低音~高音を使いこなしています。
ボイトレの成果が出てるのかな。素晴らしいです!
歌詞の考察は「僕」と「君」
「僕」は過去の宇宙シリーズの「僕」であり「君」はWAKASAGIで目指した星 と私は思いました。
「朽ち果てても誰が気付く?」のあたりから人工衛星なのかな、と
人工衛星って役目を終えたあとは大気圏で燃え尽きるか地球から離れている場合は宇宙を漂うそうですが
「君」は大気圏で燃え尽きるほど近くを回っていないようにも取れます。
宇宙シリーズはずっと僕と君のストーリーであるのですね。
orbitについてはスターダストメモリーの後というよりは「僕」の人生の流れを表しているのかと
「見つめ合う二人」の部分は星として光る「君」と地球から空を見上げる「僕」を表現しているのですな
航海に失敗してから寿命が尽きるまで再度宇宙に出ることは叶わなかった「僕」が「君」を想い続ける
この曲が宇宙シリーズ締めくくりになるかはまだわかりませんが、ストーリー、歌詞、歌声全てが美しすぎて
続くと逆にヤバイかもしれない・・・私の心が・・・