シワやシミを侮るな!日常生活から気を付けるべき正しいスキンケア

美容・ヘアケア

10代はケアをしなくても肌に潤いはあった、と思い返すことありませんか?
20代前半もケアを適当にしていてもまだまだ若くてキメの細かいお肌を保つことができていたと思います。
ところが20代後半になると「ウン!?」、30代前半になると「エッ!?」
あっというまに目に見えて変化が出てしまうのです。
老いは誰もが確実に起こることです。重要なのはいかに「老い」と戦うか。
現実逃避なんてしてはいけません。周りも「老い」に気付いているのですから・・・。
変化が出始めた方も、努力をすれば絶対に結果が表れます!
お肌のケアで最も重要なのは『内側』。外側だけケアしていても実は意味がないのです。
今回は日常生活でも気を付けるべき点と、お肌と『内側』の関係性をご紹介します。

潤い

お肌のうるおいについて考えたことはありますか?
若いと肌に潤いがあるため風呂上がりに何も付ける必要はありませんが
歳を取ると保水液を付けないと肌がカサついて痒い、なんてことありますよね。

なぜ、肌がカサつくんでしょうか?
理由は簡単、肌まで水分が届いていないからです。

なぜ肌に水分が届かないのか?それは水分を届ける血管に問題があるから。

炎天下にいれば熱中症を起こしますよね。
熱中症を起こせば体内の水分が不足し肌もカサつくのはご存知でしょうか。
若いとは適切な処置で回復し元通りになりますが、老いるとそうもいかないんです。
熱中症の処置として水分を摂取しても血管のコンディションが悪いと各臓器に必要な血液が届かない、血液には臓器の働きに必要な水分や栄養が含まれており、血液が届かなければ回復はしないからですね。
肌年齢と血管年齢はつながりがあると言えるでしょう。

老い対策としてすべきことは、こまめに水分摂取を行うこと。
ここで重要なことは、喉が乾いてから肌が乾燥してから水分摂取をしていては遅い点。
水に濡れた紙を干しても元のようには戻らずシワがついてしまいますよね。
これと同じで肌も水分不足で乾燥をしてしまうとシワになる。
若いうちは目に見えない小さなシワでも歳を取るとシワが重なり大きなシワとなってしまうのです。
しかし喉が渇く感度も加齢により鈍るため、渇いてから水分摂取をしていては遅いんです。私もここ数年は意識を持って気を付けないと仕事に集中しすぎて全く水分を摂らなかったなんてことがありますから。
だから、水分摂取は意識してこまめに行う必要があるのです。
トイレの回数が増えるからめんどくさい!なんてこと思って摂らずにいると腎臓にも響きます。
スキンケアと身体の内側のケアは水分摂取で同時にすべし。どちらも悪くしてからでは遅いのです。

シミ

歳を取るとシワと同様にシミも現れるようになります。
なぜ、歳を取るとシミが現れるのか?
そもそもシミの原因はメラニン色素と呼ばれる成分が原因なのですが、それがシミとして現れる原因をご存知でしょうか。

通常メラニン色素は肌表面に上がると古い角質と一緒に剥がれるのですが、その働きがうまくいかなくなると『シミ』となってしまうわけです。
その原因はまたもや『血液』。血液とは体全てに影響が出てしまう一番重要な器官なのですね。

スポーツをすると体が熱くなりますが、体が熱いままだと臓器に悪影響を及ぼしてしまいます。
物理的に体温を下げるには水のシャワーを浴びると良いですが、そのためにはシャワーが必要。しかしシャワーはどこにでもあるわけではありません。
シャワーの代わりに人間は汗をかき、汗をかくことでクールダウンができるわけです。
汗はただの水ではなく血液に含まれている栄養も含まれているため、脱水症状になった場合は水分摂取をしただけではダメ。汗で失った栄養を補わなくてはなりません。
そのためにも近頃では熱中症対策の飲料や食品が数多く登場しているわけです。

歳を取ると汗をかく機能も衰えてしまう。
汗の原料は血液なのはご存知ですか?
血の赤さは赤血球の赤であり、血漿自体は透明なのです。その結晶が汗の素となります。
その汗や尿などで老廃物が排出されるのです。
ところがホースが根詰まりを起こすと水の出が悪いように、汗の出る管が詰まっていると汗はかきづらい。
代謝が衰え汗が出づらくなると血液の流れも悪くなってしまい、血液が本来するはずの老廃物の回収・排出もうまくできなくなってしまいます。
その『老廃物』にメラニンも含まれているので、排出しきれず体内に滞ったメラニンによりシミが生まれてしまうのです。

健康のためにスポーツが勧められるのは、体を動かすことで汗をかくから。
十分に汗をかければ体に不要なモノは汗に混じって体の外に排出でき、若々しい肌を保つことができます。老いで機能が衰えてしまうなら補うまで。
ただし運動も同時に水分補給をすることが大事。
水分不足では十分に汗をかけない、シワ対策と同じでシミ対策としても水分摂取は必要なのです。

シミとシワは危険を知らせるシグナル

シワやシミは体内の水分不足が原因で起こりますが、体の表面に症状が現れたということは体内でも水分不足が起きていると考えなくてはなりません。
シワやシミはメイクである程度誤魔化すことは可能ですが、体内の水分不足を誤魔化せば重篤な事態に陥ることもあるのです。

血液の水分が不足をすると血液はドロドロになる、サラサラの血液と比べドロドロな血液を全身に供給しようとすると心臓には大きな負担となり、これが高血圧の原因です。
心臓に圧をかけても全身に血液を供給出来ているうちは良いのですが、
『これ以上心臓に負担を掛けるとマズイ』と脳が判断をすると、不要な臓器に供給する血液を減らすようになります。

臓器の重要順位は心臓や胃は高く、お肌は低い。
お肌が荒れても生きるのにさほど重要ではないからですね。
シワやシミだけでなく抜け毛の原因にもなります。

シワやシミを目立たないようメイクで誤魔化したい気持ちは女性ならば誰もが持つもの。しかしなぜシワやシミが出来たのか?
シワやシミが出来た原因や他の部位に問題が起きていないかを考えましょう。

まとめ

今回は肌ケアの根本的な部分のお話をしました。

肌の異常とは体内部の異常でもあるということですね。
人間、老いるのは仕方のないことですが、いかに「老い」を防ぐか・・・というより先延ばしにするか。それが女性の永遠の課題と言えましょう。

汗や血液や老廃物や色々お話しましたが要約すると「水分はこまめに摂りましょう」ということです。
内臓を健康に保つにも血液の流れをスムーズにするにも汗を出すにもお肌の潤いを保つにもまずは水分を摂ることが前提だからですね。
日常生活で汗が出にくくなったなら運動かサウナで出しちゃいましょう。

内側の年齢=肌年齢
外側からのケアももちろん大事ですが内側のケアも忘れずに(^^♪

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