洗濯機で脱水ができなくなった!緊急の対処法をご紹介

生活
以前、冷蔵庫が壊れた時の対処法をご紹介しました。
故障?冷蔵室が冷えなくなってしまった時の対処法
食べ物を保存するために24時間フル稼働で働いてくれている冷蔵庫冷蔵庫は生活する上で欠かせなく、壊れてしまうと一番困るものでもあります。もちろんどの家電も時が来れば壊れますが、いざその時が来るとめちゃくちゃ困るものです。冷凍室は稼働しているの…
今度はなんと洗濯機・・・脱水が全くできない状態に 脱水ができないことは案外困るものなのです。 この記事では脱水ができなくなった時の緊急の対処をいくつかご紹介します。  

大型家電の寿命って大体10年前後と言われており、10年を過ぎると壊れていなくても新調するのが無難なようです。

実際我が家も冷蔵庫が壊れた後2ヵ月ほどで洗濯機も壊れてしまいました。

どちらも引っ越しの時に新しく買ったもので、引っ越したのは約11年前。

なるほど確かに寿命は10年ほどのようです。

とは言え、大型家電は高価な上、運び入れ・運び出し・処分など容易くできるものではないのが現実・・・。業者に頼むとなるとそれだけでも合計で数万かかることも。

万年家計が火の車状態にはとても辛い・・・(涙)

ちなみに15年以上持つケースもあるようですが、そういった場合でも10年を過ぎた時点で

「いつ壊れてもおかしくない」という意識を持った方がいざという時に冷静に対処できるでしょう。

脱水機能の故障の原因は?

洗濯機が「壊れた」となる状態は大抵はまず脱水機能がおかしくなることからはじまる場合が多いと思います。

実際我が家も過去に3台ほど買い替えていますがどれも脱水が機能しなくなったことが原因でした。

モーターは洗濯機で最も重要な部分で、洗いから脱水まで洗濯槽を回す役割を担っています。

あれだけ高速で回しているのだから、むしろ10年前後頑張っているのがすごいくらいですね!

脱水機能が壊れる原因は大抵はモーターの故障またはベルトの劣化です。

洗い・すすぎは洗濯槽が回っているのに脱水だけができないという場合もモーターが弱ってしまってそこまでの力が出ない、ということになりますね。

緊急の対処法はあるのか?

脱水のみができなくなった場合は買い替えるまでの「繋ぎ」としての対処法があります。

あくまでも緊急用でありどの道近いうちに買い替えなければいけません。

モーターは弱り続けますからね。ゆくゆくは洗いすらもできなくなってしまいます。

ではどんな対処法があるのか?実際に私が実践していたものを紹介します。

①コインランドリー

王道ですね。コインランドリーで洗いから乾燥まで済ませてしまう方法。

洗濯機が壊れるまではコインランドリーを意識して見たことがなかったので、

近場にあるのか心配でしたが、コインランドリーは意外と身近にあったりします。

クリーニング屋が併設している場合もよくあります。

それではコインランドリーを使用する場合のメリット・デメリットはどんなものがあるのか見てみましょう。

メリット

洗いから乾燥まで済ませることができる

コインランドリーの利点は乾燥まで済ませられるところ。

乾いた状態に仕上げてくれるため臭いが出る心配がありませんし、持ち帰る時も軽くなるのでおすすめです。

加えてフワフワ仕上げになりますので手触りや着心地がすごく良くなります!

乾燥は洗い~脱水までとは別コースなので脱水までで終わらせることも出来ます。

一度にたくさん洗濯できる

コインランドリーには布団が洗える大型タイプもあるので洗濯物がたくさんある場合や大きいサイズの服を着ている方も安心して使うことができます。

着替えに余裕がある場合は何日か溜めてから一気に洗濯すると節約になりますよ!

デメリット

お金がかかる

当然ですがお金がかかります。

コインランドリーにもよりますが洗い~脱水まで500円~1000円前後、乾燥込みだと1000円~1200円前後と結構出費が痛いんです。

5日~1週間分ほど溜めておいて一度で大量に洗うと節約にはなりますが、洗濯物を溜めることに抵抗がある方や諸事情で頻繁に洗濯する必要のある場合は多少無理をしてでも洗濯機自体をさっさと買い替えてしまった方が良いです。

持ち運びが大変

洗濯物を外に持っていくというのは思いのほか大変で、節約のために溜めておいて大量に持ち込むとなると運ぶのがかなり大変です。

それに加えて乾燥させずに脱水させた状態で持ち帰る場合、脱水されているとはいえ水分を含んでいるのでかなり重いんです!

正直自転車だとかなりキツイですので車があれば車で行きましょう。

バッグは大き目で肩掛けまたは背負えるタイプ、内側が防水加工されているものがベストです。

時間がかかる

家庭の洗濯機で洗濯する時も30分~1時間近くかかりますよね。

コインランドリーも同様で終わるまで1時間ほどかかります。

その間は時間を潰すしかないのですがこれが結構しんどいんです。

家から近いのであれば一度帰宅するのもおすすめですね。

私はランドリーが家から近かったので一度帰宅していました。

コインランドリーによっては洗剤の持ち込みが必要なことも

洗剤を自動投入してくれるランドリーもありますが、安いコインランドリーでは洗剤は自分で用意する必要がある場合が多いです。

私が通っていたコインランドリーは洗剤を持参する必要があったのでジェルボールを持って行ってました。

ジェルボールタイプは1個単位で持ち運びができ液体や粉タイプのようにボトル・箱ごと持ち運ぶ必要がなく荷物がかさばらず軽く済むのでおすすめです!!

②手しぼりで凌ぐ

洗い・すすぎは問題なくできる場合、手で絞って干すのもひとつの選択です。

大昔は手で洗い手で絞っていたわけですから、そう考えると不自然なことではありません。

では手しぼりのメリット・デメリットはどんなものでしょうか?

メリット

お金がかからない

上で紹介したコインランドリーは使う度にお金がかかるので、手でしぼって解決できるならそれに越したことはありません。

持ち運びの労力や出費がなく済みますのでまずはこの方法で対処するのが良いでしょう。

絞る時はバケツの中に絞ると良いです。

デメリット

案外力が要る

「絞る」作業が案外力が要ります。雑巾を絞るとはワケが違います。

特に服やバスタオルなど大型のものはなかなか水気を切ることができず、じゅうぶんに絞ったと思って干しても少し経つと垂れてきてしまいます。

バスタオルなどの大判なものや冬服などの生地が厚いもの、下着などの生地に伸縮性のあるものは絞り切るのは難しいです。

その上何枚も絞るとなるといくら力のある男性でもかなりキツいんです。

腱鞘炎など手首を痛めてしまう危険もありますので力の入れすぎには注意して下さいね。

生地を傷める可能性がある

洗濯機の脱水は洗濯槽を高速で回して遠心力で水気を飛ばしますが、手絞りは生地を直接ねじって水気を切るわけですので、当然きつくねじればねじるほど繊維は千切れ生地は傷みます。

穴が開いたり破れたりの原因になってしまうので、水気をしっかり切るために力強く絞るのはおすすめできません。

乾きが悪くなり生乾き状態になることも

洗濯機ほどしっかり脱水はできませんし、生地の傷みを気にしてゆるめに絞ると今度は乾きが悪くなり、乾くまでに雑菌が繁殖し嫌なニオイが発生してしまいます。

雨季の部屋干しによる「生乾き」みたいなものですね。

これについては冬も夏も関係ありません。

気温が低ければ更に乾きづらくなるし、高ければ雑菌の繁殖が早まってしまうからです。

対処としては、服やタオルの内側の風通しを良くするのがおすすめです。

ハンガーや洗濯バサミなどを多めに使って内側にも風が通るように広げましょう。

部屋干し用の洗剤を使ってみるとニオイ防止に繋がります。

冬場は手が冷えてしまう

冬場は手で絞ると手が冷えてしまい力が入らなくなったり、生地が擦れて手荒れの原因にもなってしまう可能性があるのです。

手荒れについてはもちろん夏場もなってしまう可能性が高いため、ゴム手袋など冷気を通さない手袋を使用して絞ることをおすすめします。

特に女性の手は繊細ですので、手絞りを行う場合は対策を万全にしておきましょう。

③脱水機を買う

今となってはボタンひとつで全て終わらせてくれる洗濯機ですが、

昔の洗濯機は二層式で洗いと脱水は別々だったのはご存知ですか?


こういうやつですね。

二層式洗濯機は普通の洗濯機と比べてお安いものも多々あるのでそれに買い替えたらいいんじゃ?

と思うかもしれませんが、重いです。あと横幅があるのでかなり場所取ります。

あと「自動」ではないため水入れ・排水・脱水すべてが手作業です。

でも本題はそこじゃなくて、二層式のように「脱水は別」と考えるのです。

つまり、脱水するものを別で用意すれば二層式と変わらないのですよ!!

実は脱水機は持ち運びが容易な小型なものも多くあり、リーズナブルなお値段で入手することができます。

プール付きのジムなどで水着の脱水用に脱水機を置いているのを見かけたことがある方も居るかと思いますが、それですね。

容量3kgで総重量は7kgと女性でも軽々持つ事ができ、小型でスマートなのでスペースも取りません。

容量6kgタイプでも重量は12kgほどのようです。

お値段は3kgタイプで8000円~10000円程 6kgタイプで17000円前後で大きな買い物に比べればさほど抵抗なく入手できるでしょう。

野菜の水切りのような手回しタイプもありますが絶対に疲れるのでおすすめしません。

 

自分で修理するのはおすすめしない

「パーツを入手して自分で分解・修理して安く済ませよう!」

という考えに行きつく方も居るかと思うのですが、危険なのでやめましょう。

資格などは特に必要はないようですが、内部構造や回路が複雑なので交換しても結局動かない場合や、危険を伴いますので最悪の場合大事故に繋がります。

修理業者としての経験があり構造を理解できている方でないと難しいでしょう。

 

まとめ

私が実際に実践したものを紹介してみました。

結局は新しいものを買うのがベストですが、そうもいかない場合もあるわけですからね。

洗濯機が頑張ってくれる限りはこれらの対処法で乗り切ってその間に購入資金を貯めるのもひとつの手なんです。

外国製の洗濯機は新品でもそれなりに安く入手することはできますが、品質は値段相応ですし早期故障の危険があることも忘れずに。

できるならお金を貯めて国産メーカーのものを購入することをおすすめします。

冷蔵庫の記事の方で紹介した「ジモティー」を使ってお譲りしてもらうのも良いでしょう。

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